NURO導入についてのアドバイス

最初は必ず、NURO本体の「エントリー」から開始してください。Google検索結果上位に上がってくる所は、有料広告を出している代理店でNUROが新築や大家が一括導入した賃貸物件のみの掲載内容から、OK.NGを回答します。

正しい調査を実施し、敷設する為には、NUROの正しいサイトからエントリーしてください。加えてエントリー後の下見調査には可能な限り立ち会った方がいいです。下見業者はNUROの下請けで業社によっては、PBX室のみをみて終わりにするケースが多く、面倒な調査なしでNGを出した方が、儲かる為「行きましたダメです」が一番簡単な報告になります。

パークシティ白岡は地下ピット内を通さなければ、各パイプスペースに到達できません。少なくとも、地下に入らずNGを仄めかす時は「実際開通しているところは地下経路をとおしてる、何故ウチはできないの」で、チラ見逃げを阻止しましょう。

もう一点は、宅内引き込み線の「無理な曲げ」を要求しない事です。

光ファイバー線は、芯に極めて透明度の高いガラスが使われています。半径1.5cm以下の急な曲げが必要な箇所への無理な設置要望がある時は、物理的に不可能となります。同じ性質から、捻りに弱い為裏面を急に変更すると破損します。

A棟で最初に導入される方、ご心配ならWebマスターまでご相談ください。 旧Bitcatを使っていた方は既設LAN線に沿って経路が確保済みですので比較的安心して敷設可能です。

続いで、調査事に知り得た情報を公開します。 パークシティ白岡の光ファイバー引き込み幹線（白岡局舎との接続）は、200本です。そのうち、40本は「NTT光フレッツマンションタイプ」に使用済みで、１本の光ファイバーが16分岐され各戸に送られています。

計算上は、200-40=160本は、ダークファイバーとして眠っている事になります。（アナログ電話や異常感知用で何本かは使用していると想定される為、実質100数十本位）

NURO回線は、このダークファイバー（空き光ファイバー）を利用し、スプリッター呼ばれる光分配器（全く電力を消費しない）で４つに分配されたものから、宅内までの地下ピット・パイプスペースを経由して提供されます。

NTT光収容装置の様子

NUROの利用に当たっては、

1. NUROによるPBXから宅内までの経路調査

2. NTTへのダークファイバー利用申請

3. NTTによるダークファイバーの疎通確認工事

4. NUROによる光ファイバーの宅内線引き込み作業

の４つの手順を踏みます。

「NUROの開通まで、すごく時間がかかる」NTT・NURO間の分担がある事が原因ですが、少なくとも１つ実例がある点で「できるかできないか分かりません」のスタートラインではなく「どこを使うか」の確認になるので調査は簡略化されると期待しています。

道は開きました。後は、個人の自由な選択で、回線を選択可能です。

管理組合の姿勢としては、完全中立であり斡旋や強制は行いません。個々要件から最も適切な方式を「自由」に選択してください。

昨日(2021/06/08) NURO Biz を用いた光直収インターネットサービスが開通しました。この事実をもって「パークシティ白岡は光直収対応物件」であると証明されました。

通信速度の実測値は以下の通りです。

室内の接続の様子は、以下のような「光ソケット」が設置され、この先に「ONU」→「ルーター」→PC/スマホとなります。

2021/06/08 開通予定の通知がきました。

過去２回「不可能判定」を受けていましたが、設備の状態・経路の正確な情報を提供し、問題なく開通できました。現地調査に立ち合いNTT側の空きファイバー利用許可を取などの初回対応で時間が掛かりましたが、居室内は、同一構造で調査は短時間で済むと思われます。

NTTの利用申請は通った様子です。あとは工事待ち、ネット情報ではここからが長いらしいです。

NTTダークファイバー使用申請待ち

物理的障害は、全て解決しました。 理事会でクラブハウスに引き込みたい意向もあり前向きに検討中です。 2021/05/03時点で、未解決の部分は、NTTからの空き光ファイバー（ダークファイバー）利用申請中で空きがあるかないかの確認と申請に対する許可を待っている状態です。

万が一、NTTから「空き無し」との回答があったとしても、今Bitcatが使用している線は確実に６月末には空きになります。